Config・Proxy・Directはそれぞれ何を見ているか
Homeの2行目は「普通 / 加速 / オフ」ではありません。3つの観察モードとして読むと、切り分けはかなり速くなります。
この行は回線品質を上げない
Global RoutingはHomeの上の方にあるので、「モード選択」として読まれがちです。Configは普通、Proxyは加速、Directはオフ。この読み方は切り分けを外します。3つの選択肢は、ノード自体の遅延、損失、リセットの有無を変えません。変えるのは「いまの出口に何件送るか」だけです。Proxyにすると、同じ出口により多くのリクエストが、より広く当たります。出口を直すわけではありません。
サブスクリプションの代わりにも、設定ファイルの代わりにもなりません。ノードがなければ、モード切替に比較の価値はありません。有効な設定がなければ、Configという項目自体に実行する判定がありません。先の2層をつないでから、この行はプローブになります。3層の分け方はアプリ・サブスクリプション・設定は同じ層ではない。ファイルとサブスクリプションの分け方は設定ファイルはサブスクリプションではない。
製品上の位置はホーム。この行の開き方はチュートリアル第4章。以下は比較時の結果の読み方だけです。
各モードが聞いていること
Configは、いまの設定ファイルに従って直通かノードかを決めます。日常のモードです。手元のサービス、システム更新、プロキシに弱いアプリは、通常ルールで直通側に残すべきです。本当に送りたい日常は、ここに置いてください。Proxyのときだけ「使える」なら、日常の判定が目的と合っていないか、出口自体が使えるかをまだ確認していません。
Proxyは「行けるものはいまのノードへ」に近いです。短い問い向きです。全体では開くがルールでは開かないなら、問題は設定です。全体でも開かないなら、問題はたいていノード、サブスクリプション、システムVPNです。ルールに行を足し続けないでください。デフォルトにすると、振り分けを捨て、比較も捨てます。
Directは、しばらくプロキシを使わない、です。対照はこれです。トンネルを切ったあと、このサイトはもともと開くか。直通も失敗するなら、先にShadowrocketを疑わないでください。端末のネットワーク、DNS、対象サイト自体を見てください。直通が失敗しているのにノードを替え続けるのは、この項目を「アプリの外の世界を見るスイッチ」として使っていないからです。
| Configは通る Proxyも通る | 出口は使え、ルールもいま測っているサイトを止めていません。Configのままにしてください。 |
|---|---|
| Configは失敗 Proxyは成功 | ノードは問題ありません。いまのファイルがリクエストを直通にしたか、使えない方針に出したかです。 |
| Configは失敗 Proxyも失敗 | 先にサブスクリプションとシステムVPNに戻ってください。default.confはまだ直さないでください。 |
| Directも失敗 | 端末のネットワークか、対象サイト自体が届きません。先にアプリを離れてください。 |
| Directだけ通る | トンネルか出口に問題があります。先にノードを替えるかVPNを見てから、ルールに戻ってください。 |
比較では一度に1つだけ変える
有効な比較は、同じサイト、同じノード、同じ設定で、Global Routingだけを切り替えることです。ノードも替えてProxyにもすると、良くなっても出口が当たったのか、モードがルールを迂回したのか分かりません。比較の途中でサブスクリプションを更新したり、別のリモート設定を有効にしたりしないでください。
勧め順は、まずConfigで対象がおかしいかを見る。おかしければProxy。Proxyも失敗ならDirect。3つの結果を書いてから、どの層を動かすか決めてください。記憶よりメモの方が役立ちます。画面上では同じ1行の文字が変わるだけなので、あとで混同しやすいです。
比較が終わったら必ずConfigに戻してください。礼儀ではなく、日常の判定を戻すためです。Proxyのまま忘れると、数日後の発熱、電池、銀行系アプリの異常を「最近ノードが悪い」と読み、サブスクリプションを替え続けます。本当の原因は、モードがまだプローブのままであることです。
Proxyに長く置かない理由
Proxyは、トンネルに入れるべきでないリクエストまで押し込みます。システム更新、動画アプリ、地図、一部のログインも、いまの出口を通ります。電池、遅さ、個別アプリの異常は増えやすくなります。プローブであり、「より速いモード」でも「より安定したモード」でもありません。完璧なルールはありませんが、ルールを捨てることは修復ではありません。
Proxyをデフォルトにして、「プロキシをオンにしたら普段使うサイトも重い」と嘆く人がいます。ノードが弱いのではなく、モードが違います。より高いサブスクリプションを買っても、トンネルに入れるべきでない通信が、より高い出口に当たるだけです。先にConfigへ戻し、ファイルを替えるかを決めてください。
ルールの面倒を避けるためにProxyを使う人もいます。短時間なら構いません。長期方針にすると、Shadowrocketの振り分けを使わず、全体トンネルとして使うだけです。それ自体は成立します。ただし障害時に比較を失います。3モードのうち2つに差がなくなります。
この行が答えられないこと
Global Routingは、サブスクリプションの期限切れは教えません。リストが空、更新失敗は第2層です。システムがVPNを許可したかも教えません。スイッチはオンなのにステータスバーに印がないなら、設定へ行ってください。買い間違えたアプリかも教えません。アイコンが違えば、どのモードにも意味はありません。
遅延テストもモードテストではありません。遅延が低いのは測速経路が通っているだけです。Config判定で目的のサイトが開く意味ではありません。「遅延が良いからルールの問題」「遅延が良いからルールではない」の一文結論は使わないでください。上の3行表で、現象を1行の判断にまとめてください。
比較が設定を指すなら、ファイルを直すかリモート設定を替えてください。出口を指すなら、サブスクリプションを更新するかノードを替えてください。システムを指すなら、VPNを再許可してください。指された層だけ直してください。公式クライアントがまだない人は、先に第1層を終わらせてください。
On Demandと混ぜない
SettingsのOn Demandは、システムにいつ接続・切断を求めるかを決めます。トンネルが残るかは変わりますが、Config・Proxy・Directの間は動きません。夜に勝手に切れたら、先にOn DemandとシステムVPNを見てください。Global Routingを往復しないでください。モードが答えるのは通信の行き方です。On Demandが答えるのは、このVPNがまだ開いているかです。
遅延テスト、選択中ノード、バックアップ復元も、モード切替と同じ一手に縛らないでください。Homeは混んでいて、どの行もスイッチに見えます。3段階の比較に向くのはGlobal Routingの行だけです。ほかの行は各自の仕事です。一組のつまみとして一緒に回すと、3モードは比較の意味を失います。